シロアリについて
家屋の解体業者・・・シロアリ
シロアリには主としてヤマトシロアリとイエシロアリがいます。
形態や性活様式がアリに似ているためシロアリと呼ばれていますが、分類的にはゴキブリに近いものです。
樹木の大部分を占めるセルロースを分解してエネルギーを得ているので、庭の木を切り倒した時はなるべく早く片付けてください。
巣は1軒に1個とは限りません。また1つにまとまってるとも限りません。トンネル状のアリ道があちこちで合流しています。外から見てもわかる場合も多くあります。
シロアリの存在が一番目につくのは、翅アリとなって飛び立つときです。
翅ありをみつけたら、シロアリがいるといっても過言ではありません。翅ありの特徴を知っておき、敏速な対処をしましょう。
シロアリの特徴
- 頭部以外は白くて柔かい
- 眼がない。
- ずん胴な体型。
- 触覚はくさり状。
翅アリの特徴
普通のアリと違い、ウエストにくびれがなく、ずん胴な体しています
眼はなく、翅アリの触覚は珠が何個もくっついたようにくさり状になっています。またその触覚はほぼまっすぐになっています。
翅は4枚ともほぼ同じ大きさをしています。普段は背中の上に4枚重ねています。
翅のアップです
ヤマトシロアリとイエシロアリの違い
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ヤマトシロアリ |
イエシロアリ |
住みか | 湿り気のある場所。 | 全家屋。 |
体長 | 3~5mm | ヤマトシロアリより少し大型。 女王アリは大きいもので30mm。 |
体つき | ほっそりしてる。 | ズングリしてる。 |
固体数 | 3万匹程度 | 100万匹以上 |
羽アリの群飛 | 4~5月頃の正午前。雨上がりの暖かな午前中。 | 6~7月の午後、夕方。街灯にむらがる。 |
兵アリの特徴 | 頭部が細長い形。 | 頭部が下ぶくれの丸い形。 |
ヤマトシロアリとイエシロアリの違い
- イエシロアリのほうが家屋の被害がはるかに速く甚大である。
- イエシロアリは太平洋海岸の温暖な地方から九州にかけて多く棲んでいる。
- ヤマトシロアリは九州はもちろん、本州全土と北海道にも少しみかける。
- 千葉県で見られるシロアリはほぼヤマトシロアリです。
いかがでしょうか?心配がある方はこちらでセルフチェックができます。